そろばんで身につく力(3)
こんにちは!代表の本田です。
久々の投稿となります。
今日はタイトルにあるようにそろばんで身につく力の3回目です。
計算力だとか、そういう能力は当然にそろばんで身につくのですが
それ以外にも、そろばんを学習することは
脳そのものの発達にも良い影響があると言われます。
そろばんを学ぶと計算脳の左脳だけでなく子供たちの右脳が発達する
ということが脳科学者からも語られ始めてています。
私自身、東京大学の教育学部で様々なことを研究しましたが
そろばんを学ぶ子供たちには、そろばんを学ばなかった子供に比べ
確実な能力の有意差があります。
一昨年の夏に私は、東京大学の薬学部に籍をおいていた
長谷川祐太さん(そろばん10段)と一緒に
台湾で開催されたそろばんの国際大会に参りましたが
そろばんの効用について様々なことを語り合いました。
まあ10段の腕前の長谷川さんの計算能力には
驚かされることばかりでしたが
6級だとか3級程度の腕前になった子供達ですら
脳力の発達に明らかな有利な点が認められるという点で
意見が一致しました。
そもそもそろばんは日本のすばらしい伝統文化ですから
それを子供の時に身につけておくことは
今後子供たちが国際社会で活躍する際に
誇るべき文化的なバックグラウンドを持っていることになりますから
それ自体が子供たちには有利ですが
大学受験の指導にも携わっている私からすると
四則計算にストレスを感じることなく作業が出来るということは
難解な大学入試の数学や化学の問題を解く上で
方針をしっかりと立てさえすれば正解に至るということですから
もの凄く有利になると思います。
そろばんの良いことはまだまだ色々ありますから
またの機会に書いていこうとは思いますが
とりあえずこのシリーズはここまでにしますね。
次回からはまた色々な話題を書いていこうと思います。
それではまたお会いしましょう!